今年ももう少しで終わりですね。本当にあっという間の１年でした。
でも、冷静になって、この１年で何があったか振り返ってみると、やっぱりいろいろあったんですよね。
キャノンフォトサークルで写真が選出されてプリンターを貰ったり、温泉地のフォトコンテストに応募したら、
地味～に特別賞に選ばれて、現地の食堂の牛丼タダ券をいただいたけど、わざわざ出かけるだけで、高速代と
ガソリン代で赤字になるから結局行かずに紙切れ同然のタダ券と化したり、某写真売買サイトで過去に撮影した
写真が数点売れたり、サンニッパ購入の許可を嫁さんに奇跡的に得ることができたりと、初めて尽くしの１年
でしたが、その中でもやっぱり一番の経験は、初めて海外出張へ行ったことでしょうか。
中国、タイ、マレーシア・・・ただただ全てがカルチャーショックの連続でして、そんな環境の中で毎日
仕事をされている日本人スタッフの方々には本当に頭が下がる思いでした。
特に、中国は凄かったです。広州では、信号無視は当たり前の状況で、たまに大きな交差点でちゃんと信号を
守っているかと思いきや、監視カメラがついていたり、高速道路をぼろぼろのトラックの荷台に豚をぎゅうぎゅう
詰めにして運んでいたり、傷んだ舗装で砂埃だらけの道路、ボロボロの家屋、日本では考えられないような
小汚い服装のいわゆる低所得者層と呼ばれる人々が沢山いるかと思いきや、その横を高級車が走っている
という状況、空港から１時間程度走っている間に交通事故を３件も目撃し、あからさまに言い争っている状況、
とにかくコトバで言い表すとキリがない状況がそこにありました。
あまり写真は撮れませんでしたが、少し紹介してみます。
まず、広州です。ホテルの写真を撮ることができました。アップする写真は全てDP2xです。
フロントですが、高い天井には立派な絵画が施されていました。
とくかくゴージャスの一言です。中国人はとにかく見た目にゴージャスなものを好むようですね。
ホテルの裏庭も凄い状況でした。大きな池には蓮の花が咲き、その向こうにもホテルが・・・
とくかく広いホテルでした。こんなホテル、日本じゃちょっとあり得ないという感じです。
ただ、残念なことに、見かけだけなんですよね･･･私が泊まった部屋も広くて一見豪華ではありましたが、
洗面台の水道管は水漏れしていますし、テレビ台の扉やクローゼットなど、とにかく立て付けが悪く、ガタガタ
でした。これが中国かぁ・・・ニュースや新聞で見聞きはしていましたが、改めて身をもって体験しました。
場所は変わって杭州です。こちらは広州と比べると、かなり都会なので、同じ中国とは思えませんでした。
泊まったホテルから歩いて１５分ほどで、世界遺産である西湖があるので、早朝早起きして行ってみました。
朝の６時だったのですが、、音楽に合わせて太極拳をされている方々で溢れていました。
手前のおじいさんは、先生のようです。いや～、皆さんお元気ですね。
ここにも蓮の花が咲いていました。日本のと比べると、明らかにビッグサイズです。
中国の広州電話です。すぐ上には監視カメラが・・・写真真ん中の向こうにも監視カメラが見えますね。
何だか怖いですね。
海外を少しだけですが見ることによって、日本を改めて見直す良い機会になりました。
そこで思ったのは、日本人で良かったなぁ～ということです。
来年はどんな初めてが待ち受けているのかわかりませんが、気分一新して、成長できるように頑張らねばと
思います。
最後に、私のお気に入りのサイトを紹介します。
世界を旅して写真を撮られていた写真家の竹沢うるま氏が、２年９ヶ月ぶりに日本へ帰って来られました。
その旅の記録を以下のサイトで見ることができます。
何とも言えないＢＧＭと、心の中から絞り取られたようなコメント、視覚と心に訴えかけるパワーがある写真です。
ぜひ見てみて下さい。
